バッグのお手入れ方法

■知っておいて損はない方法ばかりです

  汚れ落とし
保革クリーム
汚れ落とし
消しゴム
特徴など
牛革 一般的な革製品全般
牛革カーフ
(ごく少量)
子牛の革で高級とされる。しなやかできめ細かくデリケート
ヌメ革 ヌメ革専用 ヴィトンバッグの手持ち部分や縁部分(底部やショルダーにも)
豚革
(ピグスキン)

(要注意)
硬く丈夫(3つの小さな毛穴が見分けポイント)
クロコダイル 専用品
(ツヤ有のみ)
× ツヤ有とマットクロコ(ツヤ消し)がある。高級素材
オーストリッチ 専用品 ポツポツとした突起は、ダチョウの毛穴
ナイロン&キャンパス地 コーチやディオールなどのロゴ柄、プラダなどのナイロン素材

牛革 比較的全てのお手入れ製品が使用できます。
牛革カーフ 柔らかさ、質感を活かすため、防水加工を施せない素材ですので、雨や水分に注意し、濡れてしまったら、染み込む前に直ちに拭き取りましょう。
ヌメ革 使い込むほどにクリーム色からアメ色となり、味わい深さが増します。
特に何も使用せず、自然な状態を楽しむのをお薦めします。
どうしてもという場合は専用クリームを。
ヌメ革用には、口ら成分が入っているのが特徴です。
豚革 現在は良いクリームが沢山ありますが、汚れ落としクリームの使用には十分注意し、少量を目立たない部分で試してからご使用してみて下さい。色落ちしたり、風合いが変わる恐れがあります。
クロコダイルやオーストリッチ 高級素材だからこそ、天然の状態を楽しみ、空拭きをお薦めします。
ケア用品は、出来る限り専用のものを。
ナイロンやキャンパス地(布製品) 汚れ落としの消しゴムで落ちる汚れは乾いた状態のうちに。染み込んでしまって落ちない汚れの場合は、水拭きや中性洗剤を水で薄めて布で叩き、乾いた布で拭き取る‥を繰り返し、水分を出来るだけ取り、形を整えて陰干しします。
革製品に比べ、1度付いてしまった汚れは、取れにくいという点があります。
なぜなら、革製品は呼吸をしているからです。お手入れ次第で復元でき、永くお使いいただけます。
布製品は、底部や角など、汚れやすい箇所をこまめに消しゴムで落としたり、購入後、キレイな状態の時に防水スプレーをかけておくといった技もあります。兎に角、ちょっとした工夫で、随分違いがあります。
バッグ全体に共通して言える事 まず、雨や水分には注意し、直ちに拭き取る。そのまま放置しておくと、汚れが付着しやすくなったり、変色のもととなります。
デニムの摩擦でお気に入りのバッグに色が移ってしまったなんて事もあります。
また、大切にタンスや箱の中に保管し過ぎるのも要注意です。
特に革製品や塩化ビニール(PVC)製品は、密閉されると、湿気や温度でカビ、革の劣化(ねばつき、バリバリに剥れる等)に繋がります。
よって、大切にしまいこみ過ぎても、逆効果…いざ使おうという時にビックリ!→ガッカリ! そうなる前に風を通しましょう。また、風通しの意味でも適度に使用してあげましょう。
また、保管の際は、不織布の袋に入れ、密閉せず、空気が適度に通る袋が○です。バッグの中には、新聞紙を丸めておくと、カビ防止&形キープになります。 


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